来年、〇回目の年男です。
来年は戌年ですね。
私の干支は戌年なので、来年は年男です。
20代の頃の私が今の自分の年齢を想像したときは、もっとおじいちゃんをイメージしていました。
過去200年間、人の平均寿命は伸び続けていて、そこから予測すると、2107年には主な先進国の半数以上の人が100歳以上長生きするそうです。
国連の推計によると、2007年に日本で生まれた子供の半分は、107歳以上生きることが予想されるそうです。
政府は人生100年時代に向けて、今年の9月に「人生100年時代構想会議」を開催して、有識者の意見を聞いたそうです。
私が、最近読んでいる本が五木寛之さん著作の「百歳人生を生きるヒント」です。
古代インドでは、人生を4つの期間(25年ごと)に分けています。
学生期(がくしょうき) ゼロから25歳まで
家住期(かじゅうき) 25歳から50歳まで
林住期(りんじゅうき) 50歳から75歳まで
遊行期(ゆぎょうき) 75歳から100歳まで
紀元前2世紀から紀元後2世紀ころに生まれた考え方でインド4住期と呼ばれています。
このような考え方をしていたころの平均寿命は30代だそうです。
平均寿命30代のころに100歳までの人生区分をしていたのは驚きです。
自分の寿命は神のみぞ知るなので、何歳まで生きるかはわかりませんが、一日一日を丁寧に大切に生きていきたいです。
辛い日も、楽しい日もかけがえのない一日です。
「一日一生」これは天台宗大阿闍梨の酒井雄哉さんのお言葉です。
人生を登山と考えると、私は下山をしているところです。
以前のブログと関連していますが、自分の先祖を30代さかのぼると、10億人以上の命のバトンを受けています。
もっとさかのぼると(さかのぼりすぎですが(笑))、138億年前の宇宙誕生、45億年前の地球誕生を経て、現在の自分の体を作っています。
同じ宇宙から生まれた自然との一体感、多くの先祖との繋がりで生かされていると思うと今の自分の存在が奇跡であり、有難い存在だと思います。
過去に精神的にキツイ時に、室内にじっとしていると暗い気持ちになるので、気分転換に近所を散策したことがあります。
草木、花、鳥を見て、自然の季節の変化を感じて、愛おしく思い、自然に涙が出てきたことがあります。
その時は涙の理由がわかりませんでしたが、生きること、生かされていることへの感動を無意識に感じていたのだと思います。
生かされていることに感謝して、これからの人生楽しんでいきたいです。
何回目の年男でしょう(笑)
皆様、いつもブログを読んで下さり、ありがとうございます。
来年もよろしくお願い致します。
良いお年をお迎えください。