心の栄養

心の癒しになりますように

類は友を呼ぶ

「類は友を呼ぶ」ということわざは自分の人生においては本当にそうだなあと思います。

その時、その時に出会った人、起こった出来事は自分の心を反映しているように思えます。

以前の会社で乗っ取られて追い出されたのも、自分の心の反映だと思うようになりました。

軌道に乗り始めてから、自分に驕りがあり、プライドの高い言動(自信の無さの裏返し)に対して、神様があまり調子にのるなよと気づかせたのだと思っています。

次から次へと困難なことが起こったのは誰のせいでもなく、自分の責任なのです。

このことに気づいてから、「謙虚」「感謝」の心の大切さを学びました。

今の会社を創業してからは、協力してくださる人のご縁があって、新しい人脈ができました。

その当時、尊敬する大学時代の先輩から教わった「徳は孤ならず、必ず隣あり」ということわざと出会いました。

論語の言葉で「徳のある人は孤立することなく,必ずよき 協力者にめぐまれる。」という意味です。

「思いやりを持って、人として正しい行いをすると、必ずよき協力者に恵まれるという意味で、あなたのような人のことだよ」という内容のことを尊敬している先輩から言われて、嬉しかったです。

横浜に「有隣堂」という書店がありますが、この論語の言葉から名付けたそうです。

自分の心を磨くと、出会う人、環境が変わり、運も味方すると思います。

人として正しい考え方をすると、言動が変わり、周りの人の見方が変わり、良いご縁に繋がり、運も変わるので、良い方向に進んでいくと思っています。

私にとって人生もビジネスも人に喜ばれるため、自分も楽しむためです。

天台宗大阿闍梨 酒井雄哉さんの本で、なるほどと思う言葉がありました。

日という文字の周りに「東西南北」という字を書いて、何を意味するかということです。

「南」という字は「な」と読んで、「西」は「にし」、「北」は「きた」と読むと...

東の空から昇るお日様から、「なにしにきた」と問いかけられている。

人はそれぞれの役割を与えられて生まれてきたという内容です。

生かされていることへの感謝、喜びを感じ、人には思いやりを持って、良き仲間との関係を大切にして、幸せを感じる人生を歩んで行きたいです。

私は「類は友を呼ぶ」という内容を書こうとしたのに...

「なにしにきた?」(笑)