心の栄養

心の癒しになりますように

信頼

昨日、仕事上のトラブルで学んだことです。

機械の部品を送ったのですが、お客様から部品が1個足りないというご連絡がありました。

その部品は長さ約50cmの丸棒で重量もあるため、見つからないものではありません。

メーカーの発送先に確認したら、間違いなく、現物を確認して発送したという回答でした。

お客様は梱包した箱を開けたら、その部品が入っていないという回答でした。

ここで重要なのは、お互いに相手を疑わず、自分のミスがないか、現物を探した点です。

最終的に送り主のところにも現物の積み残しがなく、受け取ったお客様のところにも現物はありませんでした。

狐につままれたような思いがしました。

ふと、お客様が梱包の箱の角の一部が破れていることに気づきました。

私宛にメールでその箱の写真を送って頂き、その写真を見せて運送会社に確認したところ、運送会社が現物を保管していました。

箱から破れて落ちていた現物を発見して保管していたと推測できます。

直ぐに運送会社からお客様のところに送って頂きました。

お客様も、部品の仕入先も、運送会社も、全員が相手の言い分を信じたことが、結局は、トラブルの解決になりました。

疑うことも誰かのせいにすることもなく、無事に解決致しました。

お客様からは、もっと早く箱の破損に気づけばと仰ってくださり、送り主は今後はもっと丈夫な箱に致しますとお詫びのご連絡がありました。

トラブルにつきましてはお客様にはお詫び致しましたが、お互いの信頼で、最小限の被害で助かりました。

信頼する大切さを改めて認識致しました。